数学専門塾

Mathematics 

世界の数学

The mathematics of the earth

数学、その考え方は世界そのもの。全て、数学の思考方法に収束する。「分割する」「逆から考える」「具体例から抽象化する」など私生活でもよく使う考え方は往々にある。私が思うに、人間は合理的に生きるために数学的な考え方に必然的に至った、もしくはこの世界、いや宇宙には数学という未知の体系があってそれを紐解くことができたのが人間だけだったのかもしれない。人間が認識できる中では、たしかにこの世界は存在している。人間以外の、いやそれ以上の知能、いやそれをも超えた次元に住む生命、全てこの言葉たちは人間が考えたものでありどこまで適用できるのかわからない。ましてや、日本語なんて日本でしかほぼほぼ通用しない。そうなると、この広い宇宙の中で言葉を持つ人間にしか宇宙の謎を解き明かすことができないとしてもその宇宙の謎を解き明かしたところで人間以外の生き物に理解してもらうことは今、現在不可能である。今、私が打っているこの文字も全て人間が想像した、いや自然が創造したといおうか。全てが、偶然の必然である。ナチュラルに生きること、それは数学的に生きることではない。数学は、この複雑な世界で合理的に生きるための考え方を教えてくれるにすぎない、そう思ってはいない。数学が、美しいのは自然を表せるからだ。自然数、その名前の意味を深く知った時、より数学が旋律のように美しく見えてくるのではないだろうか?それは、宇宙の調和、ハルモニアである。

2021/5/19